【ブログ】【視点の違いについて】
経営者の視点。ケアマネさんの視点。介護職員の視点。利用者様の視点。家族様の視点。
それぞれ違います。
例えば、医師だったり看護師だったり福祉用具だったりも、それぞれ違うことでしょう。
でも、1番忘れてはいけないのは、利用者様の視点です。
【利用者様視点と職員視点】
基本的に利用者様視点で考えないと、何事もうまくいきません。しかし、目の前が忙しいとみんな職員視点になりがちです。
職員視点で考えてしまって、うまくいかなくて、なお忙しくなって、また職員視点で。といった悪循環になると、最悪ですね。
そうならないように。
例えば、失禁してしまってオムツ交換が大変な利用者様。
服も汚れてしまう。シーツも汚れてしまう。といった方の場合。
「オムツ交換、更衣、シーツ交換、洗濯が大変だ。」
これは、職員視点です。
同じ内容でも、
「オムツや服やベッドを汚してしまう。」
これは、利用者様視点です。
同じ内容でも、どちらから見たかで表現が違ってきます。表現が変わると、解決方法を導き出すにも、変わってしまいます。
先ほどの職員視点
「オムツ交換、更衣、シーツ交換、洗濯が大変だ。」から考えた対策は、
・失禁を減らすために、排尿回数を少なくしよう。医師に相談して、排尿を抑える薬を出してもらおう。
・オムツを見直そう。失禁量に合う大容量のオムツにしよう。
・ベッドが汚れないように防水シーツを使おう。
といったことになってきます。
困っているのは職員で、その手間を少なくする為の対策になるからです。
間違ってるとは言いません。
とりあえずすぐすぐはその方法も。
ただ、根本的な問題解決にはなりません。
では、本人様視点で考えるとどうなるか。
「オムツや服やベッド汚してしまう。」
から対策を考えるには、
・汚してしまうのは、失禁してしまうのは何故だろう。
を考える必要があります。
利用者様視点へ視点を変えて考えることで、根本的な原因を探る考え方に変わる。必然的に問題解決につながります。
逆に言えば、職員視点のままだと、対処はできても解決ができないままになります。
一旦しばらくその場は良くても、後から同じような問題が、さらに問題が大きくなって訪れる事でしょう。
その時も職員視点で考えた場合、解決できません。
職員の対応時間は増大します。利用者様の生活は犠牲になり、あっという間に要介護5の寝たきりになります。
利用者様視点で、原因は何かを考えて、解決へのアプローチを行う事が大切です。
職員視点では、対処しか出来ず、解決出来ません。
職員視点での話をするよりも、利用者様視点での話をする方が、利用者様や家族様から、信頼を得られます。いいことづくめです。
やらない理由はありません。やりましょう。
そうすれば、介護“作業”ではなく、ケアになります。
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